最近流行りのフロアコーティングを依頼する前に!
業者選びの注意点や、価格の相場など、フロアコーティングをする際に最低限知っておきたい知識をまとめて紹介しています。
「いつまでも新築の状態を保ちたい」「傷んだ床をピカピカの状態に甦らせたい」といった願いを叶えてくれるフロアコーティング。 最近は、新築やリフォームの際に、工務店や不動産業者から勧められることもあるようです。 ピカピカの状態が長持ちできて、しかもお手入れが簡単! でも、「これはいい!」とすぐさま契約するのはちょっと危険です。
フロアコーティングは、メリットもあればデメリットもありますし、業者によって扱うコーティング剤の数や種類、そして技術レベルもまちまち。 耐久年数や費用にも大きな差があります。
人によって、重視するポイントは違うと思いますが、業者に依頼する前に「どんな材料を使うのか?」「コーティング剤にはどんな方法があるのか」「費用の相場はいくらくらい?」といった最低限の知識を持っておくと安心です。
そこで、フロアコーティングをするメリットやデメリット、フロアコーティングの種類ごとの価格相場、一般的な施工の流れや見積依頼のポイント、業者選びの注意点など、知っておきたい情報をまとめて紹介します。
これらの基礎知識を頭に入れて、賢く業者を選びましょう!
フロアコーティングのメリットは、数カ月ごとにやらなければならないワックスがけの重労働から解放されることです。耐久年数は長いものになると20年以上持ってくれますし、ワックスように塗り直しの心配もありません。
また、準備だけでもひと苦労なワックスと違い、施行が終われば放っておいても大丈夫です。小さいお子さんやペットのいるご家庭ではキズの心配もありますが、ダメージもシャットアウトしてくれますし、滑り止め効果もありますので安全に過ごしていただけます。
何よりも美しい光沢が長続きするのでお部屋の印象も変わりますし、お掃除がラクになるのが主婦にとって一番嬉しいことではないでしょうか。
フロアコーティングはプロに施行してもらわなければならないので、「値段が高いのでは」、という声をよく耳にしますが、長い目で見るとかえってお得です。
フロアコーティングの中でも人気の高いUVフロアコーティングは、耐久年数が約20年以上もあります。施工料金は約20畳のリビングキッチンで約15万円です。
一方、市販のワックスを同じ年数分換算すると、4カ月に1回、年3回として20年60回。1回にかかる費用を5000円とすると20年間で300,000円になります。
これに自分でやる分の労力がかかるわけですから、どちらがお得か考えたら、答えは簡単ですよね。
フロアコーティングは専門の業者に依頼するのが一般的です。コーティングの種類によって施工の手順や仕上がるまでの時間、工期が異なりますので、数社から資料を取り寄せ、比較検討することをおススメします。
【具体的な流れ】
【施工に関しての流れ】
後日、トラブルを避けるためにも作業終了後はしっかりチェックしましょう。
長い目で見ればお得なフロアコーティングですが、初期費用は決して安くありません。
という声も耳にしますので、業者選びはしっかり行いましょう。
その1つの指針となるのが、建築基準法の「F☆☆☆☆」(フォースター)。これは、ホルムアルデヒドの発散濃度を示す基準であり、星の数が多いほど発散濃度が高いことが分かります(☆は4段階評価)。
また、品質マネジメントシステムに関する国際規格の「ISO 9001」も一つの指標になります。取得するには品質マネジメント審査を通る必要があるためです。
さらに施工前に現地調査があるかないかも、重要な判断材料になります。近年は電話対応だけで終わらせる業者もあり、トラブルの原因になっているので注意しましょう。
引用元:マンションコミュニティ(https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/28763/res/1-500/)
最近、室内でペットを飼うご家庭が増えてきたことで、ペットのためにフロアコーティングを考えている方が増えています。
ペットにとってのメリットは、まず滑りにくいことがあげられます。滑りやすワックスがけのフローリングの床は関節炎や脱臼、椎間板ヘルニアなどの危険性があります。その危険を軽減してくれるのがフロアコーティングです。特にシリコンコーティングは通常のフローリングの2倍近い抵抗感があるためペットの足腰にかかる負担も和らげてくれます。
また、爪などによる床のキズ、糞尿などの匂い、食べこぼしといったペットによるトラブルから守ってくれます。
ホームセンターなどに行くとフロアコーティング剤を目にすることがあります。自分でもできるので売っているわけですが、どんなコーティング剤を使うのか、塗り方はなどの注意が必要です。
コーティング剤にはUV、ガラス、ウレタン、アクリルなどがあります。使用場所、目的を考え選んでください。
コーティングする前には、床を念入りに掃除、水拭きなどをしてから行うのがきれいに仕上げるコツです。また、実際のコーティングでは素早く仕上げるために塗る順番を決めておくことが大切です。また、作業中は乾燥が早まることを防ぐために窓を閉めて行いましょう。
10年、20年というフロアコーティングの耐久年数は、正しい使い方をした場合の年数です。注意事項やお手入れ方法を誤ると劣化が早まる可能性があるので気を付けなければいけません。
床に水などの水分がこぼれたら素早く拭きましょう。濡れたままにしているとコーティング剤の劣化につながります。
また、1週間から1カ月、コーディング剤が完全に硬化するまで薬品などは垂らさないことも重要です。コーティングが溶ける可能性があります。
そのほかUVコーティングは塩素系の薬品は使わないなど、コーティング剤の種類によってお手入れ方法が違ってきますので、施工をお願いした業者の注意をよく聞いてください。