このページでは、フロアコーティング後の日常のお手入れ方法についてくわしく紹介します。
業者が施工してくれたフロアコーティングを、少しでも長持ちさせるためにはどのようなことに気をつけていけばいいのでしょうか?
くわしくまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
普段のお手入れには、雑巾の空拭きなどが有効です。
市販されているドライタイプのクイックルワイパーなどで埃を取るようにすると便利です。目立つ汚れに関しては、固く絞った雑巾などを使うと便利でしょう。
それでも落ちないようでしたら、中性洗剤を20倍ほど薄めたものを雑巾などに染み込ませて拭き、最後は水拭きを心がけましょう。
万が一油性マジックなどがついてしまった場合には、除光液やアルコールなどで拭き取るといいでしょう。その際には、科学モップの使用は控えましょう。
モップ自体に薬品が含まれているので、コーティングの光沢が低下してしまう恐れがあります。
フロアコーティング後は、家具などにも気を配っておくと、コーティングを長持ちさせることができます。チェックしてみてください。
フロアコーティングを依頼しても、生活しているとどうしても剥がれやひび割れが起きてしまいます。その原因や対応方法を確認して、できるだけキレイな状態を維持できるようにしておきましょう!
フロアコーティングを依頼しても、日常生活でよく使う場所はコーティングが剥がれやすくなります。毎日同じ場所に座って作業をしている、生活動線が決まっている場合は、どうしても剥がれはつきものと思っておいていいでしょう。
また、日光に長時間当たる場所もコーティングが剥がれやすくなります。窓の近くの場所などは気づくとコーティングが剥がれてザラザラしたり、色あせた感じになっていることも。
湿度や気温も、フロアコーティングの寿命に関係してきます。
エアコンがなく、梅雨の時期や暑い時期にも換気をせずそのままにしておくと、コーティングが剥がれてしまうことがあります。
あまりにも早くフロアコーティングが剥がれてしまった場合は、日常生活ではなくコーティングに使われた塗装の材料や業者の不備が原因かもしれません。このような原因によりフローリングにしっかりコーティング剤が密着していない状態だと、剥がれやすくなってしまいます。
これは業者に頼んだあとすぐには発覚しにくく、数ヵ月後に気づくケースもあります。
ダイニングチェアをよく出し入れする、重いものを落としてしまった、ペットがよく出入りする場合などは、フロアコーティングがひび割れる可能性が高くなります。
しかしこちらも業者の不手際の可能性もあるので、あまりにもひび割れが多い、早いといった場合は一度業者に連絡してみましょう。
フロアコーティングをしてもらってそのあとは放置…では、最初のキレイな状態を維持するのは難しいでしょう。どうしても剥がれやひび割れが気になる箇所は、自力で治すこともできます。
まずは気になる部分をスチールウールやメラミンスポンジで削り、表面をなめらかにします。その後補修液を少しずつ伸ばし、ドライヤーで乾かします。何度かこの工程を繰り返すことで、軽い剥がれなら自分で治すことが可能です。
ワックスを頻繁にかけなおす必要はありませんが、気になる場合はよく使う部分に1年に1度くらいのペースでワックスをかけなおすこともおすすめです。
フロアコーティングをできるだけ長持ちさせたいなら、日頃からコーティングを守るよう工夫することも大切です。
よく使う部分にはカーペットを敷いたり、クッションを置くなどして直接触れないようにしてみてください。窓近くのコーティングの剥がれが気になるなら、カーテンを閉める習慣をつけるのもおすすめ。
ペットがいる場合はペットを入れるスペースを限定するなど工夫するといいでしょう。暑い時期、湿気の多い時期は換気をしっかりするようにしてください。
フロアコーティングには保証がついていることがあります。保証期間内ならコーティングの剥がれやひび割れは無償で直してくれることがほとんどですので、一人でなんとかしようとせずにまずは相談してみてください。
また、保証期間は1年から30年くらいまでとさまざまです。1年など短めの保証内容だと、コーティングの剥がれが気になる頃には保証期間が過ぎてしまっている可能性もあるので注意しましょう。
保証内容や保証期間は、フロアコーティングを依頼する前にかならず確認できるようになっています。事前の確認を忘れないことが大切ですよ。