このページでは、フロアコーティングの種類別の特徴と参考価格を表にしてまとめています。
フローリングを保護してくれる、フロアコーティングは、用途に合わせて様々な種類があります。
代表的なフロアコーティングの種類とその特徴、コーティング業者ごとの参考価格を調査したので、フロアコーティング業者選びの参考にしてみて下さい。
フロアコーティングは種類によって硬さが違います。この硬さを「H」という単位で表しますが、「H」というこの単位、どこかで見覚えがありませんか?
そう、鉛筆の硬さを表す単位も同じ「H」ですよね。
鉛筆でフロアコーティングを引っ掻いてみて、どの硬さで傷がつくかということを測定しています。
硬度:2H
もっともポピュラーなタイプのフロアコーティングで、20年以上前から使用されています。
耐久性が短いというデメリットはありますが、ほかのフロアコーティングより施工費が安いという点がメリットです。
水性ウレタンコーティングは、床暖房に対応していたり、ツヤのバリエーションが豊富なので、気に入ったものを比較して使用するとよいと思います。
色々な場所に使用でき、予算を抑えたい人におすすめです。
硬度:3H
水性ウレタンコーティングと比較すると硬度が高くなります。
耐久性があり、費用が安いのが特徴です。
リビングのコーティングに使用する人が多く、安全性が高いためお子さんや高齢者のいるご家庭にもおすすめです。
硬度:5H
水性と油性の2種類があり、比較的耐久性が高いです。
油性は水性よりも耐久性が高く、10年以上ツヤを保つことができ、傷もつきにくいという特徴があります。
滑りにくくなるのでペットがいるご家庭で利用されることが多いようですね。
お子さんや高齢者のいるご家庭のリビングにも安心ですが、施工時間が長く、乾燥するまで2日ほどかかってしまうというデメリットがあります。
その2日間は入室できないため、リスクが大きいといえるかもしれません。
硬度:7H
施工時間が短く済むことから最近人気のあるフロアコーティングです。
30年ほどの強い耐久性を誇り、傷もつきにくいためダイニングルームや家具がある場所に適しています。
UVコーティングは再施工ができないので、この点がデメリットといえるでしょう。
硬度:9H
汚れがつきにくいのでキッチンなどにおすすめです。
ツヤの調整が可能なので、好みに合わせて仕上がりを決められるため人気があります。20年弱の耐久性がある優秀なフロアコーティングですが、施工費が高い点がデメリットです。
フロアコーティングの硬さは計測器を使用して測定します。
鉛筆を45度の角度で計測器に設置し、柔らかい鉛筆から順番に塗膜に芯を押し付けていきます。
鉛筆の種類も決まっていて、三菱の「ユニ」を使用して測定します。傷跡が出るまで一つずつ芯の硬度を硬くしていき、傷跡がついた芯がそのフロアコーティングの硬さとされます。
グッドライフでは、フロアコーティングの種類や広さによって施工料金が異なります。
ガラスコートをベースに、コーティングの光沢と強度を高くしたグッドライフオリジナルのコーティングは、30㎡までで210,000円です。
そのほか、グッドライフコートとして4つのグレードを設けており、30㎡までの価格は、UVコーティングありの「光」は119,700円、シリコンコーティングの「松」が91,114円、ハードガラスコーティングの「竹」が108,000円、ウレタンコーティングの「梅」が59,000円となっています。
エコプロコートは、フロアコーティングの先駆けともいえる会社です。
UVコーティングの「エコプロコートUV」は、20年補償がついて30㎡まで145,00円で提供されています。
そのほかのフロアコーティングについては、各プランの見積もりを取った上で案内してもらえます。
ジェブはガラスコートに特化した施工を行っている会社です。
自然な光沢が魅力のジェブのガラスコーティングは、30㎡まで214,500円で提供されており、補償年数は10年と30年から選ぶことができます。
ハードプロテクトもいろいろなフロアコーティングを提供している会社で、社名と同様の「ハードプロテクト」という施工がおすすめです。
耐摩耗性の高い水性ウレタンを使用したフロアコーティングで、10年の保証がついて20畳あたり172,800円で提供されています。
また、ハードプロテクトはFフォースター登録商品で、ホルムアルデヒド放射量が少ないということに加え、厚生労働省が指定しているシックハウスの原因となる物質をほぼ含んでいないことが実証されているという点が特徴です。
そのほかのフロアコーティングについては、見積もりを取ると金額を出してもらえます。
エススタイルのフロアコーティングのプランとしては、「スタンダードコート」と「プレミアムコート」の2種類が用意されています。
「スタンダードコート」は5年補償のついたアクリルコーティングかウレタンコーティングを選択できるプランで、1畳あたりの価格は3,000円です。
「プレミアムコート」はガラスコーティングで、1畳あたり6,400円で20年の保証がついています。
フロアコーティングの中でも比較的安価で、かつレベルの高い仕上がりが期待できることから、口コミ評価も高いようです。
ミシナコーポレーションでおすすめの「UVフロアコーティング」は、30㎡あたり210,000円、30年の保証つきで提供されています。
そのほか、セラミックとガラスを混合させた「ダイヤフロアコーティング」も行っており、こちらは20年と35年の保証が選択でき、35年保証の場合は231,000円かかります。
森のしずくのフロアコーティングにもいくつかの種類がありますが、代表的なものは「ナノピークス」と「ナノグラスコート」の2種類で、どちらも1㎡あたり6,800円で提供されています。
時期によってはキャンペーンでさらに割安で提供されるところもあるようなので、安くなった時期を狙えばお得にフロアコーティングができるでしょう。