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種類別の特徴と価格一覧

このページでは、フロアコーティングの種類別の特徴と参考価格を表にしてまとめています。

フロアコーティングの種類別特徴と参考価格一覧

フローリングを保護してくれる、フロアコーティングは、用途に合わせて様々な種類があります。
代表的なフロアコーティングの種類とその特徴、コーティング業者ごとの参考価格を調査したので、フロアコーティング業者選びの参考にしてみて下さい。

アクリル系(市販ワックス)

  • 特徴
    ホームセンターなどで売っている市販のワックス。
    ツヤ出しを目的としているため耐久性がなく、定期的な塗りなおしが必要。
    水や洗剤にも耐性が無いため、溶けてしまいます。
  • 乾燥までの時間
    約1時間
  • 耐久年数
    3~5年
  • 参考価格
    500~10,000円

ウレタンコーティング

  • 特徴
    摩擦に強く、ツヤが控えめ。塗料が水溶性なので、施工中の臭いが少ないところが特徴。
    マンションに住んでいる人におすすめできます。アルカリ性の洗剤などの薬品に対して、耐性が少し弱く、完全硬化するまで1ヶ月程かかるのが難点です。
  • 乾燥までの時間
    3日程で乾きますが、完全硬化までには3ヶ月程かかります。
  • 耐久年数
    9~15年
  • 参考価格
    グッドライフ62,150円(30平方メートル)
    エススタイル90,000円(30平方メートル)
    ハードプロテクト165,000円(30平方メートル)

ガラスコーティング

  • 特徴
    硬さに優れており、上品でマットな光沢感があります。
    耐水・耐洗剤・耐溶剤性に優れているため、日頃の掃除が簡単です。
  • 乾燥までの時間
    2~3日
  • 耐久年数
    10~20年
  • 参考価格
    ジェブ148,000円(30平方メートル未満一律料金)
    エススタイル118,400円(30平方メートル)
    グッドライフ89,200円(30平方メートル)

シリコンコーティング

  • 特徴
    耐薬品性や硬度などの性能が高く、キッチンなどにもよく利用されるコーティング。
    適度なツヤがあり、安全性が高いのがメリットです。ですが、塗り直しが難しく、耐久性が少し低いため、長年コーティングを維持したい場所にはあまり向いていません。
  • 乾燥までの時間
    3日程で乾燥しますが、完全硬化までには1ヶ月程かかります。
  • 耐久年数
    10~15年
  • 参考価格
    ハードプロテクト164,650円(21,45平方メートル未満一律料金)
    FSSコート131,250円(33平方メートル未満一律料金)
    ケーマック7,350円(1帖あたり)

UVコーティング

  • 特徴
    上品な光沢とツヤがあり、見た目が豪華でありながらも、塗りなおしが可能なコーティング。
    耐久精度や保護機能もこれらのコーティングの中で最も高いです。グリップ力もあり滑りづらいため、子どもやペットがいても安心です。
  • 乾燥までの時間
    瞬時に乾くため、即日常生活が可能。
  • 耐久年数
    20~30年
  • 参考価格
    グッドライフ118,000円(30平方メートル)
    エコプロコート210,000円(30平方メートル未満一律料金)
    フロアコートプロ224,000円(16帖以内)

フロアコーティングの種類ごとの硬さによる違いを解説

フロアコーティングは種類によって硬さが違います。この硬さを「H」という単位で表しますが、「H」というこの単位、どこかで見覚えがありませんか?

そう、鉛筆の硬さを表す単位も同じ「H」ですよね。

鉛筆でフロアコーティングを引っ掻いてみて、どの硬さで傷がつくかということを測定しています。

市販のフロアワックスの次に柔らかい「水性ウレタンコーティング」

硬度:2H

もっともポピュラーなタイプのフロアコーティングで、20年以上前から使用されています。

耐久性が短いというデメリットはありますが、ほかのフロアコーティングより施工費が安いという点がメリットです。

水性ウレタンコーティングは、床暖房に対応していたり、ツヤのバリエーションが豊富なので、気に入ったものを比較して使用するとよいと思います。

色々な場所に使用でき、予算を抑えたい人におすすめです。

耐久性があり安全性が高い「ウレタン塗料コーティング」

硬度:3H

水性ウレタンコーティングと比較すると硬度が高くなります。

耐久性があり、費用が安いのが特徴です。

リビングのコーティングに使用する人が多く、安全性が高いためお子さんや高齢者のいるご家庭にもおすすめです。

10年以上ツヤが続く「シリコンフロアコーティング」

硬度:5H

水性と油性の2種類があり、比較的耐久性が高いです。

油性は水性よりも耐久性が高く、10年以上ツヤを保つことができ、傷もつきにくいという特徴があります。

滑りにくくなるのでペットがいるご家庭で利用されることが多いようですね。

お子さんや高齢者のいるご家庭のリビングにも安心ですが、施工時間が長く、乾燥するまで2日ほどかかってしまうというデメリットがあります。

その2日間は入室できないため、リスクが大きいといえるかもしれません。

30年の耐久性で傷つきにくい「UVコーティング」

硬度:7H

施工時間が短く済むことから最近人気のあるフロアコーティングです。

30年ほどの強い耐久性を誇り、傷もつきにくいためダイニングルームや家具がある場所に適しています。

UVコーティングは再施工ができないので、この点がデメリットといえるでしょう。

汚れにくくキッチンにおすすめ「特殊ガラス・セラミックコーティング」

硬度:9H

汚れがつきにくいのでキッチンなどにおすすめです。

ツヤの調整が可能なので、好みに合わせて仕上がりを決められるため人気があります。20年弱の耐久性がある優秀なフロアコーティングですが、施工費が高い点がデメリットです。

フロアコーティングの硬さを測定する鉛筆を使った実験方法とは

フロアコーティングの硬さは計測器を使用して測定します。

鉛筆を45度の角度で計測器に設置し、柔らかい鉛筆から順番に塗膜に芯を押し付けていきます。

鉛筆の種類も決まっていて、三菱の「ユニ」を使用して測定します。傷跡が出るまで一つずつ芯の硬度を硬くしていき、傷跡がついた芯がそのフロアコーティングの硬さとされます。

業者別にフロアコーティングの価格を紹介

グッドライフ

グッドライフでは、フロアコーティングの種類や広さによって施工料金が異なります。

ガラスコートをベースに、コーティングの光沢と強度を高くしたグッドライフオリジナルのコーティングは、30㎡までで210,000円です

そのほか、グッドライフコートとして4つのグレードを設けており、30㎡までの価格は、UVコーティングありの「光」は119,700円、シリコンコーティングの「松」が91,114円、ハードガラスコーティングの「竹」が108,000円ウレタンコーティングの「梅」が59,000円となっています

エコプロコート

エコプロコートは、フロアコーティングの先駆けともいえる会社です。

UVコーティングの「エコプロコートUV」は、20年補償がついて30㎡まで145,00円で提供されています

そのほかのフロアコーティングについては、各プランの見積もりを取った上で案内してもらえます。

ジェブ

ジェブはガラスコートに特化した施工を行っている会社です。

自然な光沢が魅力のジェブのガラスコーティングは、30㎡まで214,500円で提供されており、補償年数は10年と30年から選ぶことができます。

ハードプロテクト

ハードプロテクトもいろいろなフロアコーティングを提供している会社で、社名と同様の「ハードプロテクト」という施工がおすすめです

耐摩耗性の高い水性ウレタンを使用したフロアコーティングで、10年の保証がついて20畳あたり172,800円で提供されています

また、ハードプロテクトはFフォースター登録商品で、ホルムアルデヒド放射量が少ないということに加え、厚生労働省が指定しているシックハウスの原因となる物質をほぼ含んでいないことが実証されているという点が特徴です。

そのほかのフロアコーティングについては、見積もりを取ると金額を出してもらえます。

エススタイル

エススタイルのフロアコーティングのプランとしては、「スタンダードコート」と「プレミアムコート」の2種類が用意されています

「スタンダードコート」は5年補償のついたアクリルコーティングかウレタンコーティングを選択できるプランで、1畳あたりの価格は3,000円です。

「プレミアムコート」はガラスコーティングで、1畳あたり6,400円で20年の保証がついています。

フロアコーティングの中でも比較的安価で、かつレベルの高い仕上がりが期待できることから、口コミ評価も高いようです。

ミシナコーポレーション

ミシナコーポレーションでおすすめの「UVフロアコーティング」は、30㎡あたり210,000円、30年の保証つきで提供されています

そのほか、セラミックとガラスを混合させた「ダイヤフロアコーティング」も行っており、こちらは20年と35年の保証が選択でき、35年保証の場合は231,000円かかります。

森のしずく

森のしずくのフロアコーティングにもいくつかの種類がありますが、代表的なものは「ナノピークス」と「ナノグラスコート」の2種類で、どちらも1㎡あたり6,800円で提供されています。

時期によってはキャンペーンでさらに割安で提供されるところもあるようなので、安くなった時期を狙えばお得にフロアコーティングができるでしょう。

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